ふぇるみーにょ君の薬草日記

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ざっくりボストンの歩き方とちょいグルメ

回は、私の生活拠点であるボストンの魅力や見所についてお話していきたいと思います。

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photo by: Boston University (https://www.bu.edu/admissions/why-bu/student-life/boston/)

ボストンは、アメリカ北東部、マサチューセッツ州の都市であり、アメリカで最も古い歴史を持つ街の一つとして知られています。

ボストンは世界有数の学生都市として非常に有名で、1636年に設立されたアメリカ最古の大学であり、世界屈指のエリート校であるハーバード大学、そしてマサチューセッツ工科大学を始めとした数多くの名門校が存在しています。

大小含めると、ボストン市内だけでも35の大学が存在しており、マサチューセッツエリア全体では140もの大学が存在しています。

世界中どこを探しても、これだけ高い質の大学が密集している街は珍しいのではないでしょうか。自身の在籍する大学内の交流だけでなく、他大学の学生とも深く繋がることが出来るという点も、ボストンの大きな魅力であると考えます。

 

また、アメリカ国内で最も安全な都市の一つとしても知られており、

世界中から優秀な学生が集まる学びの場として確たる地位を築いています。

2017年の調査によると、マサチューセッツ州アメリカ国内で、最も多くの留学生が在籍する州ランキングの第4位に位置づけており、約62,926名の留学生が在籍しているとされています。(前年度比+5.9%)

中でも、中国(33.6%)を始めとした、インド(15.25%)、韓国(4.7%)などのアジア圏の学生に高い人気があるようです。

 

“人種のるつぼ”と表現される様に、ここに住む人や土地を表現するにあたり、"アメリカ"と一括りに出来ないのもボストンの魅力の一つであるとつくづく思います

 

ボストンは観光地としても有名で、少し外へ足を運ぶとニューイングランド、そして"ボストン"を全身で感じことの出来る景観が広がっており、「ニューイングランドの首都」と呼ばれるほど活気に溢れた街です。

フリーダム・トレイル (The Freedom Trail) と呼ばれる、ボストンの観光名所16箇所を結ぶ約4kmの遊歩道があるのですが、ボストンの全体像を知るという意味でも、初めてボストンに訪れる方は是非足を運んで頂きたいです。

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The Freedom Trail Map

大学一年の頃、イタリア人街にパスタを食べに行くついでに、一人でフリーダムトレイルを歩いて周ったのを今でも鮮明に覚えています。歴史やヨーロッパ風の景観が好きな方は特に楽しめるコースとなっているのではないでしょうか!

 

フリーダムトレイルのルート上ではないのですが、ボストン茶会事件復元船茶会事件博物館で足を運んでも面白いと思います。

紅茶が原因で独立戦争になったなんて今でも信じがたい話なのですが、茶会事件博物館を訪れると当時の植民地時代のコスチュームを着た博物館の方が、その時の様子を写真やデモンストレーションを通して説明してくれます。また、茶会事件復元船の近くには綺麗なレストランや美味しいロブスターロール屋さんが立ち並んでいるので、そちらの方も是非チェックしてみて下さい!

 

ボストンで食べられる世界の料理

 

ボストンは沿岸部に面しているため、少し町に繰り出せば、ロブスターやクラムチャウダー、日本の牡蠣とはまた少し違ったオイスターなどが食べられます。特にシーフード好きの人ならば、新鮮で美味しい海鮮料理が気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。

 

一方で、アメリカで生活する日本人にとって日本食料理店の充実はとても重要な要素であると思います。ニューヨークほどではないのですが、ボストンには日本食を十分楽しめるレストランが多数存在しており、北海道ラーメン店の山頭火大手焼肉チェーン店の牛角などが立ち並んでいます。

 

その中でも、一番のお気に入りの日本食屋は”夢を語れ”という二郎系ラーメンのお店です。お店は夢語(ゆめかた)の愛称で日本人に限らず多くの人々に愛されており、元お笑い芸人の気さくなオーナーが経営しています。夢を語れは京都、東京、沖縄に店舗を構えているのですが、まさかアメリカで二郎系ラーメンが食べれるとは想像もしていませんでした。

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激闘を制した一杯

こちらは、先日友人と食べに行った時の写真なのですが、普通に注文したらこんなに沢山盛られないので安心してください。ボストンに訪れた際には、敢えて食べて頂きたい一杯です。

 

ボストンは日本食の充実だけでなく、中華街(Chinatown)やイタリア人街(Littele Italy)が存在しており、アメリカに居ながら現地の人が作る本格的な料理を楽しむことが出来ます。 

中華街のアジアスーパーでは、アメリカで手に入りづらいアジア料理ならではの食材や、日本のお菓子屋やインスタント食品が比較的安価で手に入るので、日頃から重宝しています。

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Chinatown

中華だけでなく、タイ料理やベトナム料理といったアジア料理も現地の人が作っているので、とてもクオリティーが高くアジア料理が好きな人は楽しめると思います。

私もベトナム料理が好きでよくフォーを食べに行くのですが、アジア旅行に行く必要がないと思ってしまうくらい完成度が高く美味しいです!

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Beef Noodle Soup $7.95

こちらの写真は、Chinatown駅の目の前にあるPho Pasteurというお店のフォーなのですが、とても美味しく価格もお手頃なので、中華街に立ち寄った際には是非行ってみて下さい。

 

イタリア人街に訪れた際に絶対に欠かせないのは、The Daily Catchというお店のイカ墨パスタ(Aglio Olio)です。こちらのパスタはイカ墨を練りこんだ麺をガーリックとオリーブオイルで味付けしていて、日本では中々食べられない一品だと思います。

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Aglio Olio $14.50

 

ボストンの物価

 

留学生にとって、世界のどこに住んでいようと一番コストがかかってしまうのは家賃なのではないでしょうか。

Business Insiderの記事によると、ボストンは世界で最も家賃が高い都市ランキングの第7位に位置づけており、その額はなんと2ベッドルームで約25万円となっています。(2017年度)

www.businessinsider.com

 

そして、外食が最も高価な都市ランキングで10位 (2018年度)に位置づけており、外食をする際は昼食でさえも一食2000円程度かかってしまうので生活する上でも金銭面で苦労する学生は少なくないと思います。

大学の学費に関しても非常にコストが高く、マサチューセッツ州出内の学生でも平均$27,209 (約300万円)の費用がかかります。

マサチューセッツ州で最も人気が高い私立大学の一つのボストン大学(Boston University)では、年間$52,816、日本円で約570万円もの費用が必要とされており、日本の大学と比較しても圧倒的にコストがかかるのが分かると思います。

これらを見てわかるように、金銭面で親に苦労をかけているという面からも、他の国の大学に比べて学業に力を入れる学生が多いのではないでしょうか。

しかし、文面通りの学費を支払うという訳でも無く、アメリカの大学では奨学金制度がとても整っているため、多くの学生は返済不要の奨学金をもらって大学に通っています。

 

交通費に関してはとてもお手頃で、電車やUber(配車サービス)などを利用して街中ストレスなく簡単に移動が出来ます。

電車に関しては、街の端から端まで300円かからずに移動が可能ですし、Uberを利用するならば2000円程度で大体どこまでも行けてしまいます。

西海岸とは対照的に、ボストンの街は非常にコンパクトなので、移動に苦労することはなく生活出来るのも嬉しい点ですね。

 

ボストンで楽しめるアクティビティ

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ここからはボストンで楽しめるアクティビティを紹介していきたいと思います!

 

ボストンはスポーツが盛んな街としても知られており、

レッドソックス(野球)、ペイトリオッツ(アメフト)、セルティック (バスケ)、ブルーウィンズ(ホッケー)などの強豪チームが存在しています。

週末になると、気分転換にスポーツ観戦に行く学生も多く、スポーツ観戦が好きな方にとっても最高の留学先であること間違いないでしょう! 

また、ボストンのチームが優勝すると大学のすぐ側の道でパレードが行われるので、(その日の授業が休みになるので) ボストン市内の学生は特にスポーツ応援を熱心に行なっています。

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Celtics vs Wizards(八村塁選手が所属するチーム)

スポーツ観戦だけでなく、ボストンにはMuseum of Fine Arts (通称MFA)と呼ばれるアメリカ有数の規模の美術館があり、50万点以上の作品が「古代」「ヨーロッパ」「アジア、オセアニア、アフリカ」「アメリカ」「現代」「版画、写真」「背織物、衣装」「楽器」の8部に分かれ展示してあります。

入場料は通常大人$25で、学生証の提示を行うと$5の格安料金で入場することが出来ます。

美術館を1日で回りきれなかった。。。という方に朗報です。

チケットの半券を捨てずに持っておけば購入してから10日間はいつでも再入場が可能なので、満足ゆくまで楽しめるはずです!

たまには一人で疲れを癒しに休日を使って、ゆっくり美術館を周るといった大人の楽しみ方も良いかもしれませんね。

 

 

以上、ざっくりボストンの歩き方ということで簡単に見所をご紹介させて頂きました。

また追記していくので、随時チェックの方をよろしくお願いします。